「字が汚くて読めない」と言われた人がコンプレックスを克服するためにやるべきこと

硬筆(ボールペン・水性ペン・鉛筆、他)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

字を綺麗に書けないことで悩んでしまう方は、

「綺麗な字を書けたらなぁ…」

「なんでこんなに上手く書けないんだろう…」

「履歴書の字が上手く書けなくて、何枚書き直していることやら…」

…と、こんな風に脳内トークを繰り広げているのではないでしょうか。

人によっては、周囲から

「もっと読みやすい字を書いてくれない?」

「なんか、こう、もうちょっと丁寧に書いてくれるとこっちも読みやすいんだけどね。」

「この字では読む気が起きん!書き直せ!」

と、キツイ言葉を投げかけられてしまった経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今日は、

(字が上手くないくらいで、こんなに傷つかないといけないなんて…)と落ち込んだり、へこんだりしてしまう方に、

字のコンプレックスを解消して、周囲の見る目を変える方法をお伝えしていきたいと思います(^^ゞ

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①字が下手と思われてしまうことのデメリットを十分に理解する

字が下手とはどういうこと?

このサイトを見て下さっている方は、少なからず自分の字を「下手」と思ってしまっている方が多いと思います。

正直なところ、字の美しさは人の好みが決める部分が大きいですし、クセのある字でも「この字、いいね、好き!」と言われれば、それはそれでアリなのかもしれません。

ただ、「好き嫌いは人それぞれ、みんな違っていいのさ!」と言ってしまうと、発展性がないので、敢えて「下手な字」というものを定義するならば、

一言でいうと「解読困難な字」ですね。

行書、草書はなじみのない人からすると読めませんが、あれらは三体字典(楷書・行書・草書の書き方が載っている字典のことですね。)を勉強すれば読めるようになる字なので、これは除きます。

自己流にアレンジして、どんな字典にも載っていないような字は、字として認識できないので下手と思われてしまいがちです。

自分と読み手に誤解を与える字

人は理解できない物事に対しては、脳にエラーが起きて、不安な気持ちを抱いたり、困惑して感情の処理が難しくなったりすることがあります。

解読困難な字を読み解くことが趣味の人間でない限り、読めない字を積極的に読もうとしてくれる人は少ないと思います。

また、自分が読み返しても読めなかったり、読めたとしても解読することにエネルギーを使ってしまうと普通に字を読むときより時間がかかってしまいます。

マイナスイメージを持たれる

下手と思われてしまう字は「気遣いがない」「がさつ」「適当」などとネガティブな烙印を押されてしまう可能性があります。

字は情報だけでなく、書き手の雰囲気や情緒を無意識に織り込んで伝えてくれるものなので、字の印象が、その人の人柄と重ね合わせられて見られることは多いです。

字は自分の印象の一部分を担っていることを考えると、マイナスなイメージを持たれてしまうのは心が痛くなってしまいますね。

②字の練習をネガティブにする思考を手放す

「自分の字を何とか改善したい!」という情熱にあふれている人は良いですが、

中には「字は綺麗だったり、読みやすいことに越したことはないんだろうけど…そんなに字の練習の為に時間は使えないよ。」と、考えている方もいらっしゃるかと思います。

当サイトでは1日20分練習することを推奨しているので、それができることに越したことはないのですが、「毎日絶対にこの時間を守らなければいけない。」と思っていると、それがプレッシャーになってしまうことがあります。

実際のところ、字の練習にそこまでの意気込みやプレッシャーは必要ありません。

「気分転換に、コーヒーでも飲むか。」くらいの落ち着きで良いのです。

息抜き中に「なんか、手持ちぶさただ。」と思うときがあれば、そのタイミングで始めればOKなのです。

字を書くときは程よく、力が抜けていたほうがいいので。

あれこれ道具を取り出してくる必要もなく、ペンと紙、お手本としたい字(又は練習帳)があればサクッとはじめられ、片付けにも時間を取りません。

たとえ、自分の不得意な分野だと感じていても、理解が深まるうちに前向きな気持ちが生まれてくるため、心はオープンにしておくと良いですね。

何も進まないよりは、1つでも進んだ方が成長しますし、目標にも近づきます。

③好きな字や憧れる字を見つける

例えば、何か欲しいものがある時に、雑誌やネットで検索したり、実際に店舗に行って選んだりすることがあると思います。

きっと、欲しいものを選ぶときは、理屈抜きでワクワクしながら選んでいることと思います。

それと同じで自分が「この字なら書いてみたい!」と思えるような字をかき集めてみると、頭で考えなくとも、心の方が自分の望むものを教えてくれます。

多くの人は不安要素がない限り、「手に入れたい、挑戦してみたい」という気持ちが強いほど行動力が増していくと思います。

なので、まずは、字の練習において必要以上に気負ったり不安にならなくて良いということを踏まえたうえで、自分の「好き」という感情を物差しに行動を起こしてもらえれば良いと考えます。

④綺麗な字を書けるようになったらやってみたいことを考えてみる

字を書くことに苦手意識を持っていた人が、綺麗に書くことができるようになれば、それだけでも日常生活が楽しく感じられると思いますが、

普段の生活の中で意識的に綺麗な字を書きたくなる機会を増やしていくと、楽しさが増します。

例えば、家族や友人にギフトを渡すとき、今まではギフトだけだったり、印刷のメッセージだったりしたかもしれませんが、

自分で書いた手紙を入れてみると、感謝の気持ちや心の温かみが自分の中に溢れて、お相手の方にも伝わりやすくなると思います。

また、現代では年賀状不要論が増えてきていますが、個人的には楽しんでいます。

友人の中には同じように手書きの年賀状を送ってくれたり、あるいは印刷の年賀状だったり、LINEだったり…様々なかたちでメッセージを返してくれますが、

手書き文字の年賀状を見るのは気持ちがほっこりして明るくなると言っていただけています。

後は、「自分は面倒だから年賀状を送りたくないけど、綺麗な字の年賀状をもらえるのなら、それはそれで嬉しい。」と言っていた人もいましたね( ´∀` )笑

今後は、もっと年賀状を書く人は少なくなるのかもしれませんが、まだまだ楽しむ余地のある文化だと私は思います。

⑤今回の内容のまとめ

以上、

“「字が汚くて読めない」と言われた人がコンプレックスを克服するためにやるべきこと”というテーマでお話させていただきました。

私自身、別の分野で「コンプレックスはあるけど、それを改善できるほど自分には時間も能力もない。」と思っていた時もあったのですが、自分の心の持ち方次第でいくらでも良い方向にもっていくことが可能だと考えるようになりました。

いきなり自分を変えるのは難しいので、少しでも前進できればOKという感じで、気楽にやっていけると良いと思います(^_-)-☆

 

それでは、今回はこの辺で。

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