こんにちは!
清晏(せいあん)です。
今日は、「字の練習を始めたい!…でも、時間がない(._.)」と思っている方に向けた記事を書いていこうと思います。
字は実際に手を動かすことで上達していくので、その時間を確保することが望ましいのですが、忙しくてどうにもならない時もありますよね。
しかも、「やらなければ…」と思いつつ、実際は何もできていない時間が長くなればなるほど、自分の中に罪悪感やプレッシャーが生まれ、
現実から目をそむけたくなるという悪循環に入ってしまうことも無きにしも非ずです。
まとまった時間が取れるまでは練習できないと考えてしまうと、いつまでも延期してしまってなかなか始められないということもあるかと思うので、
今回はスキマ時間でもできる練習法について紹介していきます。
焦らなくとも大丈夫なので、忙しい中でも地道に力を付けていきましょう(^^)
①Youtubeで綺麗な字の動画を見る
Youtubeでペン字や美文字を検索すると、たくさんの書き方動画が出てきます。
いろんな動画を見ていく中で、自分が「いいな、この字書きたいな。」と思えるような字を見つけて、その動画を繰り返し見ることで学んでいきましょう。
私の場合は、字形を学びたい時に中国の書家の方の動画を検索することが多いのですが、書道とボールペン字の両方を見ています。
筆やペン先の入り方、運筆(うんぴつ:筆やペンの動かし方)、書き終わるときの止め方などが非常に参考になります。
何度も見ていると、書いている時のリズムや字形が無意識に取り込まれていくのでおすすめです。
一方で、書き方のコツなどを詳しく知りたい場合は別の動画を見ています。
ペン字の練習の解説動画では、講師の方が様々な切り口で字の書き方のコツを伝えてくれていますが、
あらゆるペン字動画に目を通すことで、本質的な部分は変わらず、書き方のルールもある程度決まっていることに気づかされます。
このように動画を見るだけでも、結構勉強になるんですね。
②日常生活で字を書くタイミングが来た時に綺麗に書く意識をもつ
普段から、綺麗な字をインプットする癖をつけておくと、日常生活で字を書くタイミングがそのままアウトプットの場になります。
特別に字を練習する時間を確保できない人は、普段の生活の中で字を書く場があれば、それをそのまま練習の機会として活用するのがおすすめです。
学校の先生をしている方であれば、黒板の字を書くときに意識してみたり、
ビジネスパーソンの場合は資料への書き込みやメモ書きの時に意識したりすると良いと思います。
もちろん、「仕事中にゆっくり丁寧に書いてられないよ!」という場合もあるので、できる限りでいいです。
全く意識しないのと、少しでも意識するのでは積み重ねていったときに大きな差になるので、是非取り入れてみて下さいね。
③【字の鑑賞】部屋に綺麗な字を貼っておく
皆さんの中には、好きな芸能人やアイドル、アニメキャラクターなどを自分の部屋の壁に貼っていた経験がある方もいるかもしれませんね。
特に、三次元の人を飾っている場合は、
「私も、この人のような見た目になりたい。」
「ダイエットを頑張って、この人に近づくぞ!」
みたいなことを考えて、いろんな努力をしていたこともあるのかもしれません。
その要領で、自分の好きな字を壁に飾るのです!
ちなみに私は小学生の頃、とある方の字に感動して、15年以上たった今でも壁に貼ってあります。(その字は茶封筒に書いてあるので、その封筒を壁に貼ってあります…ちょっとシュールかもしれませんね(;・∀・))
字を書くたび、その字が自分の視界に入るたびに意識するので、自分の中に取り込まれていきますし、練習のモチベーションにもなりますよ。
④【イメトレ】脳内で綺麗な字を書くシュミレーションをする
スポーツの世界でイメージトレーニングが大切なように、字を書くときも脳内で綺麗な字を意識することは効果的です。
例えば、Youtubeで綺麗な字の動画を見た後に、自分の脳内でその字形を再現してみたり、
その字を自分の手でなぞっているところをイメージしたりすると、記憶を定着させることができます。
また、自分の脳内に、綺麗な字や魅力的に感じる字のストックを増やしておくと、いざ自分が字を書こうとするときの良い指標となってくれます。
⑤今回の記事のまとめ
以上、字の練習をする時間がない人の為のインスタント練習法を解説していきました。
字の練習は基本的には紙とペンが必要ですが、インプットであればスマホだけでも対応できます。
時間がないときは、綺麗な字の字形や書き方のコツなどの理論をインプットする時間に当て、
時間を捻出できそうな場合は一気にアウトプット(=実践練習)していくと、スムーズに練習が進んでいくと思います。
忙しい中でも、自分の目標を見失うことなく、少しずつ前進していけるといいですね。
私自身も、日々精進していきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で(^ω^)