こんにちは!
清晏(せいあん)です。
今回は、「綺麗な字を書きたいと思ううちに、趣味や特技が広がった話」というテーマでお話していきます。
昔はそれほど意識していなかったのですが、大人になっていくにつれて好きなことや趣味が増えてきた時に、
今の自分があるのは、「綺麗な字を書けるようになりたい。」という子供の頃の純粋な思いから派生してきたからなのだと思うようになりました。
最近は、意識的に「字」に関連する分野から楽しみを広げていこうという考えになっていますが、好きなものに囲まれていく感覚というのは、精神的な安定感をもたらしてくれると感じています。
そこで、私の趣味や特技などをお伝えしていく中で、皆さんにも「自分だったら、こういう趣味を持ちたいな。」とか、「こんなことして、毎日楽しく過ごしたいな。」などと、自分の生活について考えるきっかけとなっていただければと思います。
①【硬筆・ペン字】綺麗な字を書きたい!その思いの根底にあるのは…

私は年長になるまで幼稚園に通っていなかったので、周りの子に後れを取らないようにと、母親が字の書き方を教えてくれていました。
4歳くらいから、ひらがなを書き始めたのですが、その頃は母親の影響で
「幼稚園に通っている子は、みんな、字を書いているらしい…じゃあ、私も書けるようにならなければ(‘◇’)ゞ」
と、信じ込んでいたので、教えられるがままにコツコツと字を書いていました。
好き嫌いとかではなく、幼稚園児とはひらがなを書くものなのだ、みたいな感覚があって字を書く練習を頑張っていたんですね。
5歳で幼稚園に入ってからは、ひらがなやカタカナだけでなく、漢字にも興味をもち始めて字典を読んで書いていたこともありました。
この時期は、字の美しさに惹かれ始めていた頃だと思いますが、単純に字の造形や鉛筆をもって字や絵をかく感覚を楽しんでいる、という感じだったと思います。
私が、本格的に綺麗な字に対して興味をもったのは小学校二年生の頃でした。
母親の知り合いの方が書道の先生をやっていて、毎年母に年賀状を送ってくださっていたのですが、
家族宛に届く大量の年賀状の束から、その方の年賀状を発見した時、子供ながらに
「なにこれ~!字が綺麗すぎるー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」とトキメキを感じてしまったんですね(笑)
年賀状は小筆を使って書いていたのですが、凛とした字を見て、心の根底で強い憧れの感情を抱きました。
そして、これをきっかけに「私もこのくらい綺麗な字を書けるようになりたい!」と強く思うようになりました。
②【綺麗な字】硬筆からペン字・書道が特技に

5歳から7歳の途中くらいまでは、鉛筆で字を書く練習をしていましたが、小学2年生の時に書道が趣味の祖父から、毛筆を教えてもらうようになりました。
小学5年生になると本格的に書道教室に通い始め、中学生になるとボールペンを使って行書(楷書よりもくずした字)を練習するようになりました。
かれこれ10数年以上ペン字や書道に取り組んでいるので、自分が今までにやってきた事柄の中では一番の得意分野になりました。
③【綺麗な字から連想】芸術系スポーツが趣味に

6歳くらいの頃、私は字以外にもう一つ気になっていることがありました。
それは、「バレエ」です。スパイクを打つ方ではなく、バレリーナの方ですね。
絵本で白鳥の湖を読んだり、テレビで時々流れていたバレエ公演の映像をみて「綺麗だなぁ。」と感じていたのです。
母親にも「私、バレエやってみたいな!」と話していたのですが、「あなたは、活発だから新体操の方が向いているんじゃない?」と言われ、新体操の方を勧められました。
いざ、新体操スクールに通うようになってからは、母親の勘が的中して、頭も体も新体操一色になるくらいハマってしまったんですね。
なぜハマったかというと、新体操選手の美しいプロポーションから繰り出されるダイナミックで美しい技に魅了されたからです。
レオタードや種具(リボン・ボール・フープ・クラブ・ロープ)も様々な色があって美しく、人によってオリジナリティがあるので、いくら見ていても飽きませんでした。
新体操をすること、見ることは大人になった今でも趣味となっています。
④【新体操から連想】音楽を聴くことが趣味に

新体操で個人演技をするときは自分の好きな曲に合わせて踊るので、自然と音楽にも興味が湧くようになりました。
高校生くらいまでは葉加瀬太郎さんの曲やTwo Steps From Hellという音楽会社が出している曲などが好きで、隙あらばずっと聴いていました。
大学生では器械体操部に入ったのですが、部活自体が音楽を掛けながら練習するというスタイルだったので、Pitbullの曲やレゲトンなどのテンションが高い曲が流れる中で楽しく練習していました。
好きな曲を聴くことは、心にダイレクトに良い影響を与えてくれるのでずっと聴いていましたね。(というか、今でも好きな音楽の傾向が変わらず、ずっと聴いています。)
⑤【綺麗な字から連想】油彩・アクリルなどの絵画を見ることが趣味に

絵を描くこと自体は、幼稚園に通い始める前から好きで、小学生くらいまでは色鉛筆やクーピー・クレヨンを使ってせっせとお絵描きしていました。
中学生くらいになると、勉強や部活(陸上競技部でした)に時間を使うようになり、美術は好きだったものの、プライベートで絵を描く機会はほとんど無くなっていました。
そんな私が、絵画に興味をもち始めたのは、大学で部活を引退して、もう一度字に対して本格的に向き合おうと思ったときです。
書道にも墨象・前衛書といって、絵画でいうところの抽象画のような分野があるのですが、「字を極めるためには絵画的な要素が必要で、広い意味で芸術に精通していたほうが深みのある字を書けるようになるのではないか?」と考えるようになったんですね。
「字に宿る美意識の枠を広げて、造形美や線質の美を探求したい。」そう思ううちに、油彩やアクリル画を見るようになっていきました。
⑥【綺麗な字】好きなことや趣味は仕事にも日常生活にも潤いを与える

何か一つのことを突き詰めるためには、その関連分野にも興味を持つと深みがでると感じています。
趣味というのは、好きなことを発掘するゲームのようなもので、それはただの娯楽ではなく、自分の視野・世界観を広げるゲームでもあると思うのです。
こうした経験から最近は、趣味は仕事や特技に発展する可能性を秘めていたり、自分の心に余裕をもたらし、仕事や日常生活にもいい影響を与えてくれたりする大切なものなのではないかと考えるようになりました。
⑦今回の記事のまとめ
以上、綺麗な字を書きたいと思ううちに、趣味や特技が広がった話をさせていただきました。
1つの楽しみから別の楽しみを見つけ出し、どんどん派生させていくと人生が充実するだろうなと思う今日この頃です。
私としては、人生において遊びの部分は意識的に取り入れていきたいなと思います(^ω^)
それでは、また!
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