こんにちは!
清晏(せいあん)です。
何事もそうかもしれませんが、初めの頃はどんどん上達していって楽しいですよね^ ^
それがずーっと続けばいいのですが、字の練習も例外なく「スランプ」の時期が訪れます。
上手くいかない時期はどうしても、できない理由ばかり浮かんでしまい、練習から遠のいてしまうこともあるかと思います。
そこで、どう乗り切るべきか、対策と考え方をお伝えしていきたいと思います!
①【字を上達させる】手本を変えて練習する

結構、大胆なことを言ってしまいました(^-^;
しかしながら、これは私が今でもよく取り入れている練習方法です。
同じお手本ばかり見ながら練習していると、どうしても目の付け所が毎回同じになってしまって、新たな発見がなくなってしまいます。
そこで、新たな視点を取り入れるために手本を変えるのです!
例えるなら、今やっている仕事にも慣れ、ステップアップするために思い切って独立したり、転職したりする感じですかね。
自分でどうこうするより、環境を変えてしまった方が上手くいくことがありますよね。
それと同じで、手本も別のものに変えてしまった方がいいこともあります。
世の中には良い手本がたくさん出回っています。
自分のベースになる手本を一つ決めておき、それに加えて他のお気に入りのお手本も見つけておきましょう。
やってみると、今まで自分が経験したことのないペンの動かし方になって最初はぎこちなく感じますが、慣れてくると案外楽しくなってきますよ。
手本を変えて練習することには、もう一つ良い理由があります。
それは、「臨書」の練習になるということです。
書道の経験がある方はお分かりだと思いますが、臨書とは、お手本の字の形をそっくりそのまま書くことです。
臨書では、いろいろな種類の字に触れ、それをそのまま書いていくので、自分の見る目が養われるのと同時に様々な綺麗な字のパターンを学ぶことができます。
綺麗な字のパターンが分かれば、その共通項を見つけたり、いいとこどりをしながら、どんどん字を上達させていくことができます。
手本を複数探求し終えたら、また元のお手本に戻ってみてください。
お手本は変わらないのに、前とは違った綺麗な字が書けるようになっていますよ(≧▽≦)
②【切り替えが大切】アウトプットからインプットにシフトする

「上手く書けていない」と一時的に認識することは全く問題ないです。
しかし、「上手く書けていない」と思いながら、字の練習をし続けると、上達に不利な思い込みが植え付けられ、効率が悪くなります。
そうなるくらいなら、綺麗な字を書く為の材料を収集する時間に当てた方が身の為です。
たくさん綺麗な作品や良いお手本を見て、脳内の悪いイメージを一掃しましょう。
そうして、悪いイメージと流れを断ち切った上で練習を再開すればOKですd(^_^o)
③【距離を置く】一週間、一切の字の練習をやめてみる

完全に字から離れてみるというのも1つの手です。
その場合は、字のことは頭の中から忘れてしまって大丈夫です。
普段通りの日常生活を送って、1週間後にまた戻ってきましょう。
そうすると、自分の字を客観的に見ることができ、意外とあっさりと改善点が分かることもあります。
リフレッシュする期間はとても大切です。
④【適切な努力が実を結ぶ】努力の方向性を見直す

私は、物事が上手くいかない原因は大まかに分けて2通りあると考えています。
1つ目は正しい方法で練習を行っているけれど、目標とするレベルに実力が追いついていないということ、
2つ目は、努力の方向性が違ったり、遠回りをしてしまったりしているということです。
1つ目の場合は、必要以上に不安を感じる必要はありません。そのまま、淡々と練習をしていきましょう。
2つ目の場合は、やり方自体を改善する必要があります。
「その、正しい努力の方向性っていうのが分からないんだよ(ㆀ˘・з・˘)」
という方は、以下のことをチェックしてみて下さい!
1.最初に効率の良い練習法のリサーチを行ったかどうか?
2.選定したお手本が自分に合っているか?
3.最低限の練習時間は確保できているか?
この中でも私は特に1番が重要視しています。
その道の初心者だったり、経験値がまだ浅かったりする人が何か行動を起こそうとすると、最初は自分でもよく分からないトンチンカンな事をしてしまうことが結構あります。
勿論、これは仕方のないことというか、誰もが通る道なので恐れることはありません。
こういった駆け出しの時は、物事をリサーチした上で「指標」を決める必要があります。
そして、ある程度方向性を理解した上で練習を進めると、行き当たりばったりなことを防ぎやすくなり、余計な不安に苛まれる事も減ります。
2に関しては、初心者の場合、お手本に詳しく解説が書き入れられているか、そしてそれを自分が理解できるか、という基準で選定するのが良いかと思います。
3に関しては、1日20分は練習時間を確保できるといいですね^^
⑤今回の記事のまとめ
以上、スランプから脱出する方法をお伝えさせていただきました。
スランプに陥る一つの原因としては「今の自分が求める技術レベルに対して、知識量が足りていない」という状態であることが挙げられます。
そういう状態に陥ったら、アウトプットよりインプットにシフトです。
また、私は普段、
「自分の理想とする字は常に今の自分が持っている思考と知識の外にある」
と、自分に言い聞かせています。
このように思うことで、字に対する探究心を持ち続けることができます。
こんな感じで、スランプを抜け出せるように頑張っていきましょう!
それでは^_^
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