「ポイントをおさえる」と、楽しく字は上達できる!

硬筆(ボールペン・水性ペン・鉛筆、他)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

趣味で字を書く人でも、資格を取りたい人でも基礎勉強からすると効率がアップします。

この基礎を習得するまでを辛いと捉えるか、好奇心が刺激されて面白いと捉えられるかで、今後の成長率が変わってきます。

全くの初心者の方であれば、自分がどこまでやっていけるのか不安なところもあるかと思います。

そこで、ある程度ですが、この基礎をなるべく精神的な負荷をかけずに習得させていく心構えや方法をここで紹介します。

字の練習で悩みがちな方は、一度試してみてください(^ー^)

①最初は誰でも時間がかかる

字を書き始めたときは、誰もが真面目に慎重に学ぶと思います。

それでも、自分が期待するような結果をすぐに出せるとは限りません。

それは誰が学んでも同じことで、初めてのことは、知識も技術もない為、時間がかかります。

成果がすぐに出ないといって学ぶことをやめたり諦めたりすることはせず、じっくり取り組んでくだされば良いのです。

「意識を高く持ってやらなければ!」と思うと、焦りが生まれ、上手くいかないと燃え尽きてしまいます。

むしろ、冷静になって淡々とこなしていく人の方が結果的に字が上手くなっています。

最初の段階で挫折しないように、堅実に学んでいく姿勢を忘れないでください\(^^)

②努力家が陥る罠

毎日欠かさず練習しているのに上手くいかない人は

全体を大きく見ていなくて、小さなことにこだわりすぎていることが原因かもしれません。

私が書いている他の記事では、細かい部分に注目する練習方法が書かれていますが、

まずは全体の字形を理解することが先決です。

特に初心者の方は部分にこだわりすぎていないか、全体をよく見てバランス捉えられているか、注意してみて下さい。

何かにこだわるのは大切なことですが、そのこだわりが字の上達に繋がっているのか、常に確認しながらやり方を修正していくことが大切です。

③最初に基礎知識をおさえよう!

どの分野を習得していく場合でも、基礎知識はとても大切です。

この基礎を無視して先に進むと、後で修正するのが難しくなります。

初心者で独学するのが難しい理由は、自分の裁量で練習を進めた時に、いい方向に転がるか、

全くの遠回りをしてしまうのか、賭けのようになってしまうからです。

基礎知識を全て頭に入れておけば、自分が次に何をするべきかが分かり、練習の効率も上がっていきます。

知識という土台があってこそ、字の美しさが誕生します。

④書道の古典作品を参考にしてみる

書道に比べて、ペン字はまだ歴史が浅いので、書道の古典作品から字形を学ぶのも1つの方法です。

書道とペン字は書き方が違うので、全く同じように練習していくことはできませんが、

「字形の美的感覚」という点では共通しているので参考にできます。

ペン字はまず、楷書から練習していくので、参考にする古典も楷書のものが良いでしょう。

「楷書 古典作品」と検索すればたくさんの作品が出てきますが、

その中でも「孔子廟堂碑」「九成宮醴泉銘」「雁塔聖教序」あたりをオススメします。

初心者の方でも直感的に美しいと感じる字ですし、癖がなくて普遍的に通用する美しさだからです。

美しい古典作品をたくさんみて、美的感覚を養って下さい。

⑤基礎知識=字のルールを覚えること

③④を行うことは、字のルールを覚えることでもあります。

スポーツでもそうですが、ルールがあるからこそ、その競技が成り立ち、皆が安全に楽しむことができます。

時々、ルール変更もありますが、その変更も前のルールを踏まえてより良いものにする為に行われます。

字においても一緒で、まずはルールを覚えることでその分野に参戦することができます。

いきなり完全自己流にするのではなく、ルールの中で自由に字の美しさを探求するようにしましょう。

⑥まとめ

以上、5つのポイントを紹介させていただきました。

字の勉強は精神面、理論面、感覚面、全てバランスよく鍛えていくことが大切です。

必ずしも才能が必要な分野ではないので、正しい方向で努力をしていけば、確実に成果は出ます。

字の練習を進めていく中で、モチベーションが上がらなくて挫折しそうになった時は、基本に立ち返って自分自身を整えましょう。

それでは、今回はこの辺で(^-^)

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