こんにちは!
清晏(せいあん)です。
ペン字を始めるにあたって、
「ペン字の練習ってどこから始めたらいいの?できるだけ効率的にやりたいんだけど…」と考えている方はたくさんいると思います。
ビジネスマンや主婦の方は忙しい中、時間を見つけて練習するわけなので、少しでも早く成果を出したいですよね。
というわけで、今回は「ひらがなが上手くなるだけで、文全体の印象はよくなる!」というテーマでお伝えしていきます。
この記事を読むと、いかにひらがなの影響力が大きいか実感できると思いますよ(^^)
①ひらがなが文(文章)に占める割合は?
読みやすい文(文章)は、ひらがなと漢字の比率が7:3と言われています。
※ひらがな:漢字:カタカナの場合は、7:2:1とされています。
例えば、この記事のタイトル「ひらがなが上手くなるだけで、文全体の印象はよくなる」は、ひらがなと漢字の比率が、
ひらがな…約70.8%(17字)
漢字…約29.1%(7字)
となっています。
こうしてみると、ひらがなの出番は結構あるんですね。
つまり、ひらがなを綺麗に書くことが、読み手に優しい字への近道なのです。
②【ひらがなの練習】ひらがなは基礎と応用を兼ねる
ひらがなは、幼稚園や小学校低学年の頃に習うので漢字に比べて「簡単」というイメージを持たれている方が多いかもしれません。
しかし、いざ、ひらがなに真面目に向き合って書いてみると、1画1画が長いうえに曲線的な動きが多くて難しいです。
ひらがなは日本語の基礎ということで、幼い頃から学んでいるのですが、「基礎=簡単」というよりかは、「基礎=とても大切なこと」と捉えると、ひらがなの練習にも価値を見出せるかと思います。
また、ひらがなは漢字にも応用できます。
漢字は直線的な動きが多く、ひらがなに比べると書きやすい字が多いですが、もちろん漢字にも書きにくい字はあります。
例えば、「心」「必」「爪」「也」などは、画数が少ないうえに、曲線を含むという点でひらがなの特性を含んでいますが、なかなかバランスが取りにくい漢字となっています。
こういった漢字を綺麗に書けるかどうかは、曲線を書くスキルがあるかどうかにかかっているんですね。
なので、ひらがなを通して曲線に馴染んでおくと、漢字でも活かせるというわけです。
③【ひらがなの練習】ひらがな「46文字」を早く攻略する方法
一般的には、あいうえお順に練習していくことが多いので、その通りに練習しても全く問題ないのですが、
少しでも早く上達したい方は、種類別に攻略していくのもアリです。
例えば、「な・は・ほ・ま・ね・よ」は結びの形が同じなので、まとめて練習したり、
「ち・ら・ろ」「さ・き」「め・ぬ」「む・す」「ね・れ・わ」「し・つ」のように、似た特性をもっている漢字を比較しながら書いたりすると良いと思います。
そうすると、段々と規則性に気づいてきますので、字形を覚えるのが早くなります。
④実用的な文章を上手く書きたい人ほど、ひらがなを練習すると◎
冠婚葬祭、ビジネスシーンで綺麗な手書き文字を書きたい方の中で「1回限り、綺麗に書ければいい。」という場合は、書きたい文を探して、その文だけを徹底的に練習するのは良い方法だと思います。
ただ、「急がば回れ」という言葉もあるように、長期的に綺麗な字を書き続けたいという方は、ひらがなから地道に練習すると、結果的に短期間で綺麗な字を書けるようになります。
また、ひらがなは曲線が多いという特性上、慣れてくると連綿(れんめん:字を続け書きすること。)という技を使えるようになるので、普通の書き方より速く書くこともできるようになります。
仮に1日5文字ずつ練習していけば、1週間ちょっとで、ひらがなのおおよその字形は理解できるかと思います。
「ひらがなばかり練習するのは飽きるよ。」という方は、ひらがなが多めに含まれた実用的な文章を探して、変化を付けながら行ってみましょう。
⑤今回の記事のまとめ
以上、「ひらがなが上手くなるだけで、文全体の印象はよくなる!」というテーマでお伝えさせていただきました。
初めは難しく感じるかもしれませんが、ひらがな46文字を攻略すると、その後は加速度的に上達していくので、最初の段階で挫折しないことが大切です。
私も最初は、ひらがなばかり練習していて、めげそうになりましたが、ひらがなで基礎固めをしたおかげで、今の自分の字があると実感しております。
このサイトでは、ひらがなの書き方を載せたり、字の練習中に挫折しない方法も紹介したりしているので、「最近、練習が手につかないな。」と感じる方は、そちらもご覧ください(^^)
それでは、また次の記事で(^O^)/