こんにちは!
清晏(せいあん)です。
字が綺麗な人は好印象を持ってもらえることが多いですが、その中でも「頭が良さそう」「仕事ができそう」という印象を持つ方もいるようです。
果たして、字の美しさと頭の良さには相関性はあるのでしょうか?
また、字が綺麗な人はどのような素質を持っているのでしょうか?
この記事では、そのような疑問に対して、私の見解を書いていけたらと思います。
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]①字の美しさと頭の良さの相関性
字が綺麗な人は頭が良さそうに見えますが、実際はどうなのでしょう?
ここでは、頭の良さ=知的探究心がある という定義で考えることとします。
結論から申しますと、現時点では字の美しさと頭の良さに明確な相関性は見出しにくい、というのが私の見解です。
「知的探究心」と言っても、その方向性は人によって様々ですよね。
字の分野が発展したのは、偶然にも知的探究心の対象が字に向いた人がいたからだと思います。
実際、仕事ができるビジネスマンの方や高学歴の方でも、字形に関しては多種多様です。
なので、個人的には字の美しさと頭の良さに強い結び付きは見られないように思いますね。
②字が綺麗な人は字が美しいことに価値を見出している
字が綺麗な人に関して一番言えることが、「字の美しさに価値を見出している」ということではないでしょうか。
字が綺麗なことに越したことは無いのですが、中には「字は読めれば良い、そんなことよりも大切なことは他にある。」という人もいます。
確かに字は元々、歴史的には言葉の伝達手段としての役割が大きかったので、読めて、伝わりさえすれば良かったのだと思います。
ただ、これから字の練習をしたいと思っている人は、そういう現実を知るよりも、字が美しいことに、敢えて自らメリットを見出そうとする意識を持たなければ、字が綺麗になることはないでしょう。
その覚悟を持つことが、字を綺麗に書けるようになる為の大前提です。
③字が綺麗な人は思考に没頭する
練習しなくても、それなりに分かりやすくて読みやすい字を書ける人は、これに当てはまらないかもしれません。
「真の美しい字とは何なのか?」と考え始めた人がこれに該当します。
書道家の方などは、字の美しさに加え芸術面や精神性を探求しているので、非常に哲学的な思考の持ち主になっていきます。
ペン字は芸術的というよりも、実用的な面が強いですが、それでも美しさにこだわるという点では、芸術的感覚も取り入れていくことになります。
手本を分析し、ひたすら書いては試行錯誤する…ペン字は職人や研究者、芸術家、哲学者に通じるものがあるのです。
そうしたものに興味のある方はペン字はオススメです。
④字が綺麗な人は努力家である
美しい字を書くためには、理屈だけでなく、感覚に落とし込んで無意識に書けるようにしていく必要があります。
その為にはどうしても一定期間、練習を積む必要があります。
練習していく中で、新しい発見があるかどうかは、自分が字を見て何かに気付けるかどうかに懸かっています。
なので、何も考えずに練習しているだけでは単純作業も同然です。
このように書いていると、まるで修行僧にならなければいけないかのように感じてしまう人もいるかもしれませんね。
( ˙-˙ )ソンナニタイヘンナノカ…。
勿論、そこまで、思い詰めなくても大丈夫ですよ(^ー^)
別の記事でも書きましたが、1日20分だけ頑張ろう!と思えればいいのです。
その代わり、その20分はすべき事を意識して集中してやりましょう、という事を言いたかったんですね。
ということで、気負わずコツコツやっていきましょう!
⑤字が綺麗な人は劣等感をバネにする
「綺麗な字」を認識できるということは「綺麗でない字」を認識している、ということでもあります。
「綺麗な字と比べて、自分の字はどんな要素が足りないのか。」
そういうことと向き合って修正している人が、どんどん上達していきます。
劣等感というと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、「劣等感=ダメな自分」ではなく、「劣等感=修正点に気付かせてくれるもの」という認識に変えれば、上手くいかなくても深く傷付いたり、落ち込んだりすることは少なくなると思いますよ( ´ ▽ ` )
「ネガティブな部分に向き合って乗り越えていける自分」に肯定感を持って練習していきましょう!
⑥字が綺麗な人は繊細でこだわりがある
字を綺麗に書く為には、細かいことが気になりがちな人に向いています。
繊細すぎる性格の方は、この性質に苦しむことも多くあるのであまり快く思わないかもしれません。
しかし、こうした性格は字を綺麗に書きたい人にとっては宝物のようなものです。
また、こだわりがあることも大切な要素です。
字の欠点を頑なに認めないこだわりの方ではなく、美しい字を書く為なら、素直に欠点に向き合い、謙虚に練習に打ち込む、という信念のあるこだわりのことです。
こうした性格の方が、ペン字を始めたら、すごく楽しく練習していけると思いますよ。
⑦まとめ
以上、6つの項目についてお伝えさせて頂きました。
この記事に書かれたことが、自分にマッチしているようでしたら、ペン字の素質は十分にあります。
ペン字に限らず、仕事も趣味も自分の特性を活かしたものをすると生きがいを感じられそうですね^ ^
何か一つだけでも、没頭できるものを見つけて、充実した生活を送っていきましょう!
それでは!