【癖字で読めない】癖字を直すコツ!9つのタイプの癖字から学ぶ、綺麗な字を書けるようにする方法

硬筆(ボールペン・水性ペン・鉛筆、他)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

今回の記事は

【癖字で読めない】癖字を直すコツ!9つのタイプの癖字から学ぶ、綺麗な字を書けるようにする方法

というテーマでお送りしていきたいと思います。

 

癖字を直して綺麗な字を書けるようにしたい!

癖字になってしまう原因って何だろう?

という想いやお悩みを抱えている方に読んでいただきたい内容となっております。

今回はクセ字をタイプ別に分類し、それぞれの改善方法を提案していきますので、自分はどのタイプか確認しながら読んでいただければと思います。

また、例文として、

こちらを使って解説していきたいと思います。

タイプ1:すき間(余白)が多い字

文字と文字、線と線が離れていると、すき間が目立ち、まとまりに欠けてしまいます。

また、1画1画の長さが不十分だったり、止めるべき点画ではらったりしてしまうと、線が途中で切れたように見えるので、パラパラとした印象を与えます。

《改善策》

・1画1画をしっかり付けて書くように意識する。

・文字と文字の間の間隔を一定にする。

・線の書き終わりは、止めるべきところは止める。

タイプ2:右上がりが強い字

硬筆は習ったことがなく、書道のみ経験があるや、手首に力を込めて書く書いている時に右肩を入れ込んだり、ノートを右斜めに置いて書いたりするに多い字形ですね。

また、右利きの人は、多くの人がこの書きぶりになりやすいです。

字全体が直線的なので、線のハリや明るさを感じられる反面、ややとげとげしい印象を与えます。

《改善策》

・30°くらいの傾きがあるので、10°くらいにおさめる。

・「は」や「ま」などの結びは、下げて書くようにする。

タイプ3:右下がりが強い字

字を書くときに右肩が落ちている人、ペン先を右下に引きながら書くクセがあると、このような字になりやすいです。

手首が程よく脱力されているところは良いですが、緩く書いている分、全体として引き締まらない印象を与えます。

《改善策》

・まずは線を水平にしていく意識を持つ。最終的には右上がり10°くらいを目指す。

・タイプ1のクセと同様、書き終わりの時にはらいがちになので、止めるべき部分は止めるように     する。

タイプ4:字の大きさや配置がまばら

字が大きくなったり、小さくなったりしていると、文字が前に飛び出して見えたり、後ろに引っ込んで見えたりします。

デザイン性を目的とするのでなければ、統一感を持たせた書きぶりの方が読みやすくなります。

《改善策》

・漢字よりひらがなは小さめに書く。

・一般的に、画数の多い字は大きく、画数の少ない字は小さくする。

タイプ5:読めない字

急いでいる時はこんな字になってしまうことがあると思います。

また、行書(ぎょうしょ:繋げて書く字のこと)のように書いたつもりが、崩れてしまったというパターンもあります。

《改善策》

・速書きで綺麗に書くためには、正式なくずし方を勉強する。(行書の方法についての記事も後にアップする予定です)

・字形は字の骨格に当たる部分なので、できるだけ崩さないようにする。(どうしても適当に書くときは、字の骨格以外の部分を崩すようにします)

タイプ6:丸みが強い字

丸っぽい字は、かわいらしい印象と同時に幼い印象を与えます。

丸っぽい字を書く人は、ペンをきっちり握ってゆっくり書くタイプが多いので、丁寧さのベクトルさえ変えれば、クセ字は緩和されます。

《改善策》

・縦画や横画を中心に、字の中に直線を増やす。

・丸っぽさを残したい場合は、「反り」を含む点画で表現する。

・書き終わりの時に、線が内側に巻き込まれないようにする。

タイプ7:小粒過ぎる字

小さい字を書く人は、細やかで几帳面な方も多いので、綺麗な字を書けるようになる可能性は高いです。

小さすぎる字を書けるということは、ペン先を器用に動かせている証拠ですが、一方で、縮こまった印象を与えやすいです。

《改善策》

・マスが大きいノートを準備して、字を大きく書く練習をしてみる。

・常に自分が思っているより、大げさにペン先を動かしてみる。

タイプ8:印刷活字(特にゴシック体など)のような字

子供の絵本などにでてきそうな、きっちりとした書きぶりの字で、丁寧さも伝わってくる字ですね。

印刷活字のような字を書けるということは、字の特徴を捉えて書く力は備わってると考えられます。

《改善策》

・お手本にする字体を変えてみる(印刷活字ではなく、手書きの美文字をお手本にする)

・字が横長になりがちなので、縦に伸ばしてみる。

・丸っぽい字と同様、書き終わりの時に、線が内側に巻き込まれないようにする。

タイプ9:起筆が強すぎる字

起筆(きひつ:書き始めのこと)の打ち込みがあると、一見達筆っぽく見えるのですが、それが大げさになると、線がうねっているように見えてしまいます。

ちなみに私も、起筆が派手になりがちなタイプなので気を付けています(^-^;

字形としては、整っているので、余分なうねりをなくしていきましょう。

《改善策》

・打ち込みの時は、ペン先を滑らせるのではなく、置くイメージで。

・打ち込みの時の手首の力みを減らすように心がける。

時間がないけれど、癖字を直したい方は「ペン字練習帳」か「通信講座」がおすすめ

日々のタスクが多い人は、まとまった時間をとるのが難しいという場合があると思います。

そのような人には、ペン字練習帳や通信講座がおすすめです。

ペン字練習帳のメリット

ペン字練習帳のメリットは、

  • 最低限の基礎と実用性のあるフレーズに特化した内容の為、効率的に練習できる
  • 自分で練習計画を立てなくても、練習帳の指示通りに進めていけば上達する

という点が挙げられます。

こちらの記事では、タイプ(その人の性格や目指すべき目標)別に相性のいいペン字練習帳をご紹介しています。

【厳選】大人のペン字練習帳のおすすめ10選!効果を得るための選び方【超重要】
こんにちは! 清晏(せいあん)です。 これからペン字を独学で練習していきたいという方の中には、「何を準備したらいいのかなぁ?」と悩まれている方がいるのではないでしょうか? そんな方々には「ペン字練習帳」がおすすめです。 ペン字練習帳とは、お...

通信講座のメリット

通信講座のメリット

  • 長年の指導ノウハウが蓄積されている為、適切なフィードバックを受けられる
  • 分からないところは講師に質問できるため、独学よりは挫折しにくい

という点が挙げられます。

通信講座でおすすめなのは、日ペンのペン字通信講座です。

通信教育歴100年、指導人数100万人以上という圧倒的な実績があり、癖字、悪筆でお悩みの方に支持され続けています。

以下のリンクから、無料で資料請求ができるので、検討材料としてお取り寄せしてみるのも良いと思います。

自分に合った方法で癖字を直して、綺麗な字を書けるようになろう

以上、9タイプのクセ字と解消法をお伝えさせていただきました。

癖字は正しい練習法で取り組めば、改善できるものです。

お手本や指導者のサポートを借りながら、理想の字を手に入れていきましょう!

 

 

それでは、今回はこの辺で(^^ゞ

起業•開業する方へ!書家が筆文字ロゴを書きます 暖簾•看板•ラベル•パッケージ•表札の筆文字デザイン
シンプルで上品な雰囲気の命名書をお書きします 一生に一度の大切な贈りものを心を込めて制作いたします。
書家が筆文字を生かし唯一無二のロゴを制作いたします 個人事業主、企業、商品パッケージ、看板デザイン
タイトルとURLをコピーしました