【相性抜群】ペン字に取り組む人は、書道も触れておく方がいい件(書道をペン字に活かそう)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

基本的にこのサイトでは、ペン字を練習していきたい人の為に、書き方のコツや継続するための考え方をお伝えしています。

しかし、お気づきの方もいるかもしれませんが、時々書道と絡めた記事も書いています。

本来、ペン字と書道を同じものとして捉えることはできませんが、実はこれら2つは、お互いに深みを出させるための良きパートナーのような存在なのです。

ということで、今回は「ペン字に取り組む人は書道にも触れておくと良い」というテーマでお送り致します。

①ペン字の補完関係にある「書道」の魅力

ペン字と書道はどれくらい違うのか?

ペン字と書道の両方の経験がある方は、その違いを感覚的に理解していると思います。

しかし、片方の経験だけ、又は両方とも未経験という方は、どちらも大して違いがないように見えるかもしれませんね。

確かに、「綺麗な字を書いている。」という点では間違いないのですが、

例えていうなら、新体操と器械体操くらいの違いはあると思います。

新体操↓

↓器械体操

新体操も器械体操も高い柔軟性が必要ですが、前者はアクロバットはなく、テクニカルな手具操作が求められ、後者は手具はありませんが、器具に合わせたアクロバティックな動きが求められます。

なんとなく似ているのに、どちらかができるからと言って、もう片方も直ぐにできるわけではないんですね。

話を戻しますが、ぺン字と書道も同じような関係性にあります。

書道ができる人あるあるの中に、「書道がめちゃめちゃ上手いのに、ノートの字はそんなに綺麗でない。」というものがあります。

このタイプの方は、ペン字も書道と同じ要領で、勢いよく右上がりの強い字を書いてしまう傾向にあります。

しかし、実際のところは、ペン字は書道ほど右上がりは強くありませんし、勢いよく腕を動かすこともありません。

書道では長所となる部分が、ペン字では短所となってしまう典型的な例です。

書道がペン字に活かされるのはどんな時?

書道はペン字に比べてダイナミックに腕を動かすので、ペン字だけ習っている人よりも伸びやかな線を出すことができます。

また、書道を習っている方は偉大な書道家たちの作品を臨書(お手本をよく見ながら、そっくりそのまま写して書くこと。)をしているので、綺麗な字の種類やどういう字が綺麗なのかを知っている人が多いです。

さらに、書道技法を習っている場合は、それをペン字へ応用させることができます。

②書道技法から学ぶこと

書道技法とは簡単に言うと、綺麗な字を書く為のコツのようなものです。

ここでは、初心者でも真似しやすい技法を2つ取り上げたいと思います。

背勢(はいせい)

背勢とは、向かい合う縦画2本が中に向けて反り合うように書く技法のことです。

↑例えば「月」や「日」はこのように書くことができます。

背勢の書きぶりは、きっちりとしていて硬い印象を与えることができます。

向勢(こうせい)

向勢とは、向かい合う縦画2本が外に向けて膨らむように書く技法のことです。

↑例えば「日」や「田」はこのように書くことができます。

向勢の書きぶりは、柔らかく品のある印象を与えることができます。

③書道の「芸術性」はペン字に必要か?

書道は「前衛書」「墨象」といった分野があるくらい、芸術性が求められるのに対して、ペン字は実用性が求められます。

実用的であるためには、読める字である事が大前提です。

楷書は勿論、行書や草書も三体字典(楷書・行書・草書の書き方が指南されている字典)通り正しく書かなければなりません。

自己流に書いてしまうと、誤字としてみなされる可能性もあるからです。

では、ペン字において「芸術性」とは何なのでしょうか?

私の考えとしては、書道の古典作品から字形を学び、その字形の中でも自分が良いと思う部分を取り入れていくことで新しい字が生まれていくことだと捉えています。

このように書くと「ただ、真似ているだけではないか。」と思う方もいるかと思います。

確かに、完全なオリジナルとは言えないかもしれませんが、芸術は過去の歴史を踏まえた上で発展していくものです。

闇雲に古典を真似るのではなく、その中でも自分がインスピレーションを受けたものを選別して字に組み込んでいくので、自分の感性もしっかり字に取り込まれます。

この世にある綺麗な字が全てではないと思い、日々美しい字を探求し続ける事が大切です。

④ペン字の可能性を広げる

ペン字は書道に比べると歴史が浅いです。

個人的には、文字の歴史は長いのにもかかわらず、日常生活でスポットライトを浴びる機会が少ないように感じています。

現代はますます手書きの文字を書く機会が減っていくと予想されますが、その分、字が綺麗に書けると希少な存在になれると考えられます。

もしかすると、デジタルが消耗品に、アナログな手書き文字が贅沢なものに変わる日も来るかもしれません。

ペン字が私たちにとって身近な存在だからこそ、その良さに気付けたら毎日が楽しいものになりますし、

そんなペン字に新しい可能性を見出していくことが私の人生のテーマの1つでもあります。

⑤まとめ

以上、ペン字に書道を活かす方法についてお伝えさせていただきました。

勿論、書道にペン字を活かすという逆の発想もありです。

字の骨格を学ぶ上では書道よりペン字の方が分かりやすいこともありますからね。

ペン字と書道がタッグを組んで、文字文化が発展していくことを祈りながら、今日も私は字に向き合うこととします。

 

それでは、この辺で(^_^)

 

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