こんにちは!
清晏(せいあん)です。
大人になってから、自分の字に向き合おうとしている方の中には、
「仕事で意外と手書きの字を書く機会が多かった。」
「子供の連絡帳や持ち物に名前を書くときに、字は読みやすい方がいいと思った。」
「ペン字の練習は楽しそうだし、資格を取ってみたい。」
という思いから、始められる方も少なくないようです。
そこで、今回の記事では
「大人になってから読みにくい字・下手な字・汚い字を直すメリット5つ」
というテーマでお伝えしていければと思います。
①【自信がつく】自分の字にコンプレックスを抱かなくてすむ
字は数値化できるものではないので、一概に良し悪しを語ることは控えたい気持ちもあるのですが、
このサイトを読んでくださっている方は、きっと自分の字にネガティブな思いを抱いている方が多いと思うので、
自分の字に対する否定的な思いから解放していくことが大切だと思っています。
その為には、自分でもあまり好きだと感じていない字を
「この読みにくい字も私の個性だ!」
と、捉えるのも気持ち的に無理があると思います。
一番望ましいのは、
自分が「好き」と思える字を書ながら、相手にとっても受け入れやすい(読みやすい)字になる
ということだと思います。
字の練習を通して、自分の字に自信を持てるようになると同時に、
自分の力でコンプレックスを乗り越えていくことが肯定感につながると思います。
②【字は内面を表す⁈】字の印象による偏見をなくすことができる
「人は外見によらない。」
という、言葉もあるように、
「字の美しさは内面によらない。」
のかもしれません。
実際、字が読みにくかったり、雑に書いていたりする人でも人柄がいいと感じる人はたくさんいます。
一方で、
字の印象がその人の印象に繋がらないとは言い切れません。
私の知り合いで、人柄も良く、周りの友人や仲間から好かれるような方がいるのですが、
その方は、字を書くことが苦手でした。
或る時、手書きの文書を目上の方に渡しに行ったときに、相手方から、
「お前の字はなんて書いてあるか分からん。読んでいてイライラする。」
と、言われてしまっていました。
※決して、2人とも嫌い合った仲ではありません。
私も、その現場にいたので聞いていたのですが、
(イライラするっていうのはさすがに傷つくなぁ…)
と思う一方で、
(字が人の心に与える影響って思ったより大きいのかも。)
と思いました。
読みにくいと言われる字を書いたその方は、
「自分は、ガサツで、おおざっぱだからさ~。」
と、言っていましたが、
本人も自分の性格と、自分の字の印象をリンクさせているあたりが、
「字は内面を映し出す」という仮説が一理あると感じた出来事でした。
③【仕事】手書きの文字によるやり取りが苦でなくなる
字にコンプレックスを抱いている方は、自分の字を誰かに見せることもあまり積極的にしたくないということもあるようです。
「字が下手で何が悪い!」」
と、堂々としていられれば良いのかもしれませんが、
読みにくい字を書くことに劣等感や罪悪感を抱いている方は、
手書きの機会にさらされるたびに、
字を書くことにプレッシャーを感じたり、億劫になってしまったりするので
これでは気が休まりません。
逆に、字を書いたり、自分の字を人にさらけ出すことに抵抗がなくなれば、
手書き文字による人とのコミュニケーションが、もっと円滑に進むと思います。
AI社会になってきた現代でさえも、意外と手書きの機会は多くあります。
また、AI社会だからこそ、手書きの字が希少価値を持つようになるような気がしています。
この時代ならではの字の価値がきっとあると私は思います。
④自分の伝えたい気持ちを字で表現できるようになる
感謝の手紙の書きたい時に、読みやすかったり、綺麗な字を書けると、手紙の内容をより一層引き立てることができます。
「ありがとう」という文字を書くにしても、
読みにくい字より、読みやすい字で書いた方が、
「ありがとう」の思いを伝えやすく、相手の心にも響きやすくなります。
ファッションを決めるときに、服を決めたら、それに合ったメイクや髪形、カバンを合わせるように、
心のこもったメッセージを送るときは、素敵な便箋と手書き文字も合わせると、相乗効果が生まれて、より温かい印象を与えることができると思います。
⑤【生涯学習】一生打ち込める趣味・特技になる
字の練習には終わりがありません。
私も初めは、送られてきた年賀状の綺麗な字を見て
(こんな字を書けるようになったいいなぁ。)
くらいにしか思っていませんでしたが、
練習を重ねる中で、様々な字に触れていったことで、
自分の字が成長するたびに、字に対する新たな理想が生まれていきました。
今では、その理想を叶えていく過程が楽しく感じます。
⑥今回の記事のまとめ
以上、「大人になってから読みにくい字・下手な字・汚い字を直すメリット5つ」というテーマで、お伝えしていきました。
ペン字は他の趣味に比べ、比較的、才能や年齢にとらわれることなく行えるものだと思います。
コンプレックスを解消したり、新しいことを始めたりするのに遅すぎるということはないと思うので、
やりたいと思ったら、とりあえず取り組んでみることをおすすめします(^^)
また、このサイトにはひらがなやカタカナの解説を載せているので、気になる方は是非こちらもご覧ください。
それでは、今日はこの辺で。