こんにちは!
清晏(せいあん)です。
カラー筆ペンは筆文字アート・ペン習字、イラストや塗り絵など、さまざまな用途に使えます。
にじみやぼかしなど水彩画のようなタッチのイラストを描くことができるため、老若男女が楽しめます。
呉竹・ぺんてる・あかしや・パイロットといった有名文房具メーカーからバリエーション豊富に販売されていますが、どれを買おうか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、使用目的別にカラー筆ペンの選び方とおすすめをご紹介します。
自分好みのものを見つけ、オリジナルのアートを楽しんでみてくださいね。
- カラー筆ペンの選び方【3つのポイント】
- おすすめのカラー筆ペン10選
- ぺんてる デュアルメタリックブラッシュ 8色セット GFH-D8ST
- 呉竹 筆ペン メタリック 筆ぺん 20本DP DAK12
- あかしや 水彩毛筆 彩 20色セット
- ぺんてる カラー筆ペン アートブラッシュ 18色セット XGFL-18ST
- 呉竹 筆ペン 水性 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ 24色 RB-6000AT/24V
- Shuttle Art カラーペン 水彩毛筆 筆ペン 56色セット 水性ペン ブラシペン 極細ペン
- トンボ鉛筆 水性サインペン 筆之助 しっかり仕立て 10色セット WS-BH10C
- ぺんてる 筆ペン ぺんてる筆 金の穂 & 銀の穂セット
- ぺんてる カラー筆ペン ミルキーブラッシュ 8色 GFH-P8ST
- パイロット カラー筆ペン 筆まかせ 8色セット
カラー筆ペンの選び方【3つのポイント】
穂先の太さ
太字
大きく太い文字を書くことができます。筆文字に関しては、色紙に命名書を書いたり、年賀状の裏面に漢字1字を書いたりするときにおすすめです。
イラストに関しては、ダイナミックに仕上げたい時やおおまかに描きたい時に使うと良いです。
中字
筆文字では一番オーソドックスな太さになります。のし袋・はがきの表書き、封筒の宛名書きなどに向いています。
イラストでは、太字でおおまかに描いた後、色を塗りつぶしたい時などに使いやすいです。
細字
はがきの裏面に季節の挨拶を書くときなど、小さなスペースに多くの文字を書きこむ際に適しています。
イラストでは、繊細なタッチを描くことに適しています。
穂先のタイプ
毛筆タイプ
カラー筆ペンの多くはこの毛筆タイプです。汎用性が高く、デザインやイラスト、ペン習字、筆文字アートを楽しみたいという人に向いています。書道の筆と同様、慣れるまでは筆先のコントロールが難しいですが、その分多彩な表現が可能です。
軟筆タイプ
サインペンのような感覚で使用できますが、毛筆タイプのような穂先のコントロールも多少必要となってきます。しなやかな線を描くことができるので、筆文字であればのし袋・封筒書き、イラストであれば人物の輪郭や髪の毛など、細かい部分を描くときに適しています。
硬筆タイプ
筆よりもペンに近いタイプになります。手紙やカードに挿絵を描きたいときなどに向いています。ペン先が固い分、強弱はつけにくいですが、逆に言うと安定感のある線で文字やイラストをかくことができます。
インクの種類
顔料インク
顔料インクは、速乾性が高いことが特徴です。にじまないので、ペン習字、筆文字アート、イラストや重ね塗りに適しています。
染料インク
染料インクは発色と伸びの良さが特徴で、墨汁のようなさらっとした書き心地をしています。にじみやすいという性質を生かして、にじみやぼかしの表現ができますが、その性質から輪郭をはっきりさせたいアート(にじむと良くないアート)には適さないこともあります。
おすすめのカラー筆ペン10選
ぺんてる デュアルメタリックブラッシュ 8色セット GFH-D8ST
私が筆文字アートを始めるきっかっけとなったのが、この「デュアルメタリックブラッシュ」でした。
艶やかな発色の「染料インキ」と、華やかな輝きを放つ「ラメ顔料」の2つの効果で、瑞々しいマニキュアのような美しい色合いとなっています。
書き心地も非常に滑らかで、綺麗な線を描くことができます。
また、黒い紙の上に書くと、白い紙とは違った色合いを楽しむことができます。
呉竹 筆ペン メタリック 筆ぺん 20本DP DAK12
年賀状の文字やイラストをかくときにおすすめの筆ペンです。
メタリックなので鮮やかですが、デュアルメタリックブラッシュと比べるとやや落ち着いた色合い、という印象です。
メタリック顔料インキを使用しており、インクジェット紙にも対応しています。
あかしや 水彩毛筆 彩 20色セット
描いた後に水でぼかして単色のグラデーションを作ったり、ペンを2色重ねて絵の具のように混色したりできます。
また、日本の伝統色ということもあって、奥ゆかしいカラーバリエーションとなっています。
デュアルメタリックブラッシュやメタリック筆ペンよりも穂先が細いので、精密なイラストを描きやすく、ぼかしやにじみを生かして趣のある筆文字アートを楽しむこともできます。
ぺんてる カラー筆ペン アートブラッシュ 18色セット XGFL-18ST
水性顔料を使用しており、彩度高めの鮮やかなカラー展開となっています。
アートブラッシュだけでも2色グラデーションはできますが、みず筆と使うと濃淡を調節できたり、ぼかしやにじみを自由に表現できたりします。
また、パレットにインキを出して水で薄めたり、水の中にアートブラッシュの穂先を入れたりして淡い表現や、単色グラデーションをすることもできます。
呉竹 筆ペン 水性 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ 24色 RB-6000AT/24V
穂先が細いので、イラストや日記の挿絵などを描くことに適しています。
また、細身ながらも穂先が柔らかいので、筆を倒してのべた塗りがしやすく、太い線も描くことができます。
他の水彩筆ペンと同じく、にじみやぼかしの表現が可能で発色も良いです。カラーも24色もあるので、色鮮やかな絵を描くことができます。
Shuttle Art カラーペン 水彩毛筆 筆ペン 56色セット 水性ペン ブラシペン 極細ペン
筆が硬すぎず、柔らか過ぎず、イラスト初心者には使いやすい筆ペンとなっています。
筆文字も書けますが、穂先が短く細いので、カリグラフィーや小さめの字を書くときに使用するのがおすすめです。
トンボ鉛筆 水性サインペン 筆之助 しっかり仕立て 10色セット WS-BH10C
耐水(乾燥後)・耐光性に優れた水性顔料インクなので、はがきや封筒などの宛名書き、年賀状のイラストなどに向いています。
筆先はコシがあるタイプなので、カリグラフィーなどのカチッとした字を書くのにも適しています。
また、細身ながらも強弱をつけやすいです。
ぺんてる 筆ペン ぺんてる筆 金の穂 & 銀の穂セット
デュアルメタリックブラッシュがラメ感が強いとすれば、こちらはパール感が強い、というのが個人的な印象です。
また、デュアルメタリックブラッシュはアクリル絵の具で着色した紙の上に書くと透け感がでますが、金の穂・銀の穂は本来の色味を損なうことなくはっきりと発色します。
私が使った感覚では、白紙よりも黒紙の上に書いたときの方が色が綺麗に見えました。
書き心地が滑らかで、インクも艶やかなので自分の字が何割増しか綺麗に見えるのもおすすめポイントです。
ぺんてる カラー筆ペン ミルキーブラッシュ 8色 GFH-P8ST
「ミルキー」とあるようにパステルカラーに白を混ぜた優しい色合いが特徴のカラー筆ペンです。
毛筆タイプの筆ペンで太くダイナミックなイラストや文字を書くことができます。
重ね塗りが可能なので、他の色と組み合わせて使うのも楽しいです。
パイロット カラー筆ペン 筆まかせ 8色セット
中字の筆ペンほど太くなくコシがあるので、穂先をコントロールしやすいのが特徴です。
筆ペン初心者の方でもトメ・ハネ・はらいを綺麗に書きやすいです。
イラストや手紙、年賀状など幅広い用途があります。