ペン字を練習しているのに字が上手くならない!考えられる4つの原因と解決策

硬筆(ボールペン・水性ペン・鉛筆、他)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

本日は、

ペン字を習っているのに字が上手くならない!考えられる4つの原因と解決策

というテーマでお送りしていきます。

 

字の練習をしているのに、イマイチ上達してない…

 

練習を始めた頃は、自分の字がみるみる変わって楽しかったのに、最近はスランプ気味…

これ以上、字が上手くなることなんてないのかな…

 

というお悩みを抱えている方には、是非読んでいただきたい記事となっております。

上手くいかない時期はどうしても、できない理由ばかり浮かんでしまい、練習から遠のいてしまうこともあるかと思うので、

どう乗り切るべきか、原因と解決策をお伝えしていきますね。

字が上手くならない原因①:目の付け所が毎回同じ

字は1画1画のバランスを考えながら書くことが大切なので、練習するときは多角的に分析していく必要があります。

字を上手く書けない原因は複数あるのにも関わらず、注意点・修正点が1ヵ所しか見えていないと、上達は難しくなります。

字が上手くならない原因②:ひたすら書き続けている

反復練習は目的をもって行わなければ意味ない

練習時間を多くとることは手段であって、目的ではありません。

練習するときは「時間制限・回数制限を設けて、いかに字を上達させるか?」という考え方が大切になります。

「1時間書いて綺麗に書けたのは1文字だけだった」「100回書いて上手く書けたのは最後の1回だった」ということは、結果論としてはいいですが、

はじめから100回書こうとするのではなく、まずは「10分間」「10回以内」など制限を設け、その中で最大限の力を発揮しようと意識して取り組んだ方が上達は早まります

 

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~「書く」ことを通して充実した人生を~

 

字が上手くならない原因③:練習疲れをしている

モチベーションは結果に大きく影響する

練習疲れする原因としては、主に

①単に練習量が多すぎる

②目的を見失ったまま練習に取り組んでいる

の2つがあります。

①のように常に全力で物事に取り組み続けるのは無理が出てきてしまいますし、②の場合は惰性で続けてしまうようになります。

字が上手くならない原因④:非効率な練習をしている

原因③にも関係してきますが、初心者の方が自己流(思いつき)で練習をすると、効果が出ない練習をひたすらやり続けてしまう可能性があります。

練習を始める前に、正しい練習方法のリサーチをすることが大切です。

解決策①:ペン字のお手本を変えて練習する

同じお手本ばかり見ながら練習していると、目の付け所が毎回同じになりやすく、新たな発見がなくなってしまいます。

そこで、新たな視点を取り入れるために手本を変えるのです。

例えるなら、今やっている仕事にも慣れ、ステップアップするために思い切って独立したり、転職したりする感じですかね。

自分でどうこうするより、環境を変えてしまった方が上手くいくことがありますよね。

それと同じで、手本も別のものに変えてしまった方がいいこともあります。

自分のベースになる手本を一つ決めておき、それに加えて他のお気に入りのお手本も見つけておきましょう。

やってみると、今まで自分が経験したことのないペンの動かし方になって最初はぎこちなく感じますが、慣れてくると案外楽しくなってきますよ。

手本を変えて練習することには、もう一つ良い理由があります。

それは、「臨書」の練習になるということです。

書道の経験がある方はお分かりだと思いますが、臨書とは、お手本の字の形をそっくりそのまま書くことです。

臨書では、いろいろな種類の字に触れ、それをそのまま書いていくので、自分の見る目が養われるのと同時に様々な綺麗な字のパターンを学ぶことができます。

綺麗な字のパターンが分かれば、その共通項を見つけたり、いいとこどりをしながら、どんどん字を上達させていくことができます。

手本を複数探求し終えたら、また元のお手本に戻ってみてください。

お手本は変わらないのに、前とは違った綺麗な字が書けるようになっていることでしょう。

解決策②:アウトプットからインプットにシフトする

「上手く書けていない」と一時的に認識することは全く問題ないです。

しかし、「上手く書けていない」と思いながら、字の練習をし続けると、上達に不利な思い込みが植え付けられ、効率が悪くなります。

そうなるくらいなら、綺麗な字を書く為の材料を収集する時間に当てた方が身の為です。

たくさん綺麗な作品や良いお手本を見て、脳内の悪いイメージを一掃しましょう。

そうして、悪いイメージと流れを断ち切った上で練習を再開すればOKです。

解決策③:一定期間、字の練習を一切やめてみる

完全に字から離れてみるというのも1つの手です。

その場合は、字のことは頭の中から忘れてしまって大丈夫です。

普段通りの日常生活を送って、1週間後にまた戻ってきましょう。

そうすると、自分の字を客観的に見ることができ、意外とあっさりと改善点が分かることもあります。

リフレッシュする期間はとても大切です。

解決策④:努力の方向性を見直す

私は、物事が上手くいかない原因は大まかに分けて2通りあると考えています。

1つ目は正しい方法で練習を行っているけれど、目標とするレベルに実力が追いついていないということ、

2つ目は、努力の方向性が違ったり、遠回りをしてしまったりしているということです。

1つ目の場合は、必要以上に不安を感じる必要はありません。そのまま、淡々と練習をしていきましょう。

2つ目の場合は、やり方自体を改善する必要があります。

その、正しい努力の方向性っていうのが分からないんです…

という方は、以下のことをチェックしてみて下さい!

1.最初に効率の良い練習法のリサーチを行ったかどうか?
2.選定したお手本が自分に合っているか?
3.最低限の練習時間は確保できているか?

この中でも私は特に1番が重要視しています。

その道の初心者だったり、経験値がまだ浅かったりする人が何か行動を起こそうとすると、最初は自分でもよく分からないトンチンカンな事をしてしまうことが結構あります。

勿論、これは仕方のないことというか、誰もが通る道なので恐れることはありません。

こういった駆け出しの時は、物事をリサーチした上で「指標」を決める必要があります。

ちなみに、正しい練習方法を知る方法としては、主に

・先生に習う(教室・通信教育・オンラインレッスン)

・ペン字練習帳を参考にする

・ネットで調べる

の3つがあります。

先生はその道を極めてきた人なので、効率の良い練習法を知っています。

また、ペン字練習帳は初心者の方が練習に迷わないように、順序立てられた構成で作られているのでおすすめです。

そして、ネットで検索するときは、YouTubeやペン字専門ブログを参考にすると、ポイントが分かり、効率よく進められます。

 

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2に関しては、初心者の場合、お手本に詳しく解説が書き入れられているか、そしてそれを自分が理解できるか、という基準で選定するのが良いかと思います。

3に関しては、1日20分は練習時間を確保できるといいですね^^

スランプを乗り越えて、ワンランクアップしよう

以上、スランプから脱出する方法をお伝えさせていただきました。

スランプに陥る一つの原因としては「今の自分が求める技術レベルに対して、知識量が足りていない」という状態であることが挙げられます。

そういう状態に陥ったら、アウトプットよりインプットにシフトです。

また、私は普段、

「自分の理想とする字は常に今の自分が持っている思考と知識の外にある」

と、自分に言い聞かせています。

このように思うことで、字に対する探究心を持ち続けることができます。

こんな感じで、スランプを抜け出せるように頑張っていきましょう!

 

それでは^_^

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