こんにちは!
清晏(せいあん)です。
本日は、
ペン字(ペン習字・ボールペン字・筆ペン)の独学は可能!【注意点3つ】
というテーマでお送りしたいと思います。
綺麗な字を書けるようになりたい!
字を習いに行く時間はないけど、独学でいけるのか?
お金をあんまりかけずに字の練習をしたいな
というお悩みを抱えている方のお役に立てるかと思います。
では、さっそく本題に入りましょう。
ペン字は独学で上達が可能です
ペン字練習帳や字典・教材、インターネットでノウハウを学べる
今の時代は、お手本も字の練習方法も検索すれば手に入ります。
ここで、普段私が使っている無料のサイトをご紹介しますね。
こちらのサイトを使うと、膨大なお手本から自分好みの字を探して練習することができます。
例えば、サイトの検索欄に「楷書 ペン字」と入れてみます。
すると、こんな風に美しい楷書の写真が出てきます。
↑pinterestでの検索結果
今度は、「楷書 中国」と入れてみます。
※中国の楷書はレベルが高いので、私は中国の方が書いた字をお手本にすることが多いです。
↑pinterestでの検索結果
フォルダーを作れば、写真を保存しておくことも可能です。
ペン字の先生の練習法を分析して取り入れる
お手本を選んだら、次は正しい練習法を学びます。
ペン字の先生は効率の良い練習法を知っているので、そうしたプロの真似することが大切です。
サイトで練習法を検索する他に、「YouTube」を活用することもおすすめです。
YouTubeは実際に書いているところをみられるので、字形だけでなく運筆(ペンの運び方)が分かります。
書家やペン字の先生が分かりやすく解説している動画を見るだけでも、とても勉強になります。
字が綺麗な人が周りにいたらコツを聞いてみる
自分の身の回りに字が綺麗な人がいたら、コツを聞いてみるのも1つの手です。
その人ならではの美文字のコツを知れることがあります。
ペン字を独学するための3つの手順
手順①:目標・目的を決める
綺麗な字を書きたいと思ったら、その願いをどのような形で叶えるかを決めていきます。
目標や目的を決める
綺麗な字といっても様々な種類があり、好みも人によって違います。
また、目指す方向性によっても、練習方法や内容が多少変わってきます。
・自分好みの字を書けるようにしたい
・誰からも好かれるような癖のない美文字を書けるようにしたい
・硬筆検定で級を取得したい
・趣味でいろんなタイプの美文字を書いてみたい
・ペン字の先生を目指したい
など、自分が字を書く目的を明確にしていきましょう。
手順②:ペン字練習帳や字典・教材、インターネットの情報を読み込む
目的や目標が定まったら、それに合った方向性で字の練習を進めていきます。
↓こちらのサイトでは、目的別におすすめのペン字練習帳を紹介しているので、参考にしてみてください。
手順③:硬筆書写検定を受験してみる
練習を進めていくうちに
自分はどのくらい字を綺麗に書けるようになったのだろう?
自分の実力を知りたい!
という気持ちになってきたら、文部科学省後援の「硬筆書写技能検定」を受けることがおすすめです。
こちらは、硬筆に関しては日本唯一の資格となり、流派を超えて字を評価してくれます。
1級を取得した人は「公的に字を認められたペン字講師」として活動することができます。
他にも履歴書にかけたり、高校や大学の入試で優遇・増加単位に認定されたりとメリットも大きいです。
ペン字を独学するときの注意点3つ
注意点①:独学に執着しすぎない
まずは、独学で取り組んで上達できるところまで自分を引き上げてみましょう。
そして、進めていくうちに壁に当たって前に進めなくなってしまった場合は、通信教育やペン字教室に通う選択肢を持つことも大切です。
注意点②:書くたびに分析・修正を繰り返す
綺麗な字を書けるようになるためには、書き終えるごとに、1字1字どこを修正するかを手本と見比べながらチェックして、文字で書き入れていきます。
この時「自分の言葉で」書き入れることが大切です。
どういうことかというと、例えば、初めに左側のような字を書いたとします。
そしたら、お手本と見比べながら、修正する箇所を書き込んでいきます。
次は、その修正箇所を意識して書き直します。
この繰り返しを行っていくことで、確実に字が綺麗になります。
注意点③:最初は手本に忠実に書く(我流はNG)
短期間で綺麗な字を書けるようになる人の特徴として「自我を手放せる」というものがあります。
私の個性を字に取り入れたい
という人より、
個性も自我もいらないので、お手本通りに書きます
という人の方が、早く美文字を手に入れられます。
また、皮肉にも「自然体で個性を発揮できる字」を書けるのも後者の方が多いです。
なぜなら、個性というものは「出そう・残そう」としなくても、磨き上げていくうえでどうしても残ってしまうものだからです。
逆に、磨いていく過程で消えてしまうものは個性ではなく、「癖」に過ぎないので、気にする必要はありません。
まとめ:ペン字は独学で上達できる
以上、ペン字の独学の流れとコツをお伝えしていきました。
独学の力が身に付くと、自分に合った練習法が分かるようになり、効率的に取り組めるようになります。
是非、独学力を高めて美文字を書けるようにしていきましょう。
それでは(@^^)/~~~