【字が綺麗な人の道具の選び方】「弘法筆を選ばず」は嘘?(空海は筆を選んでいたらしい)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

皆さんは何か「こだわり」がありますか?

人が何かにこだわる時は、その物事に強い思い入れがあることが大半だと思います。

そこで、今日は、「字が綺麗な人は道具にこだわるのか。」というテーマでお話ししていきたいと思います。

①「弘法筆を選ばず」は間違い?

「弘法筆を選ばず」という言葉がありますが、これは、

弘法大師(=空海)のような書道の名人であれば、筆の良し悪しに関わらず、素晴らしい作品を書くことができるという例えから来ています。

果たしてこれは、本当のことなのでしょうか?

確かに、腕の良い人が皆と同じ筆を使えば、周りの人よりかは綺麗な字を書くことができますが、良い筆を使うに越したことはありません。

実際のところ、有名な書家の方は特注の筆を頼んでいることは珍しくないのです。

質が良く、書きやすい筆を選ぶのは勿論のこと、質は良くても扱いにくい筆(柔らかい毛を持つ筆)を敢えて選ぶことによって集中力を高めている方もいるようです。

いずれにせよ、筆は選んでいますね。

「弘法筆を選ばずとも綺麗な字は書けるが、目的の為に選ぶ。」です。

まぁ、当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

②道具を選ぶことのメリット

悪い型をつけない為や、余計な負担をかけない為に道具を選ぶことは大切です。

先程述べた筆のこともそうですが、ペン字も同様に自分に合ったペンを選ぶ必要があります。

本来、ボールペンはインクのおかげで鉛筆よりも弱い筆圧で書くことができます。

よって、ノートに書くときなどは、裏面がボコボコになるほど力を込めて書く必要はありません。

ペンのインクの出が悪いものを使うと、余分な握力を使ってしまったり、力んでしまうせいで姿勢が悪くなったりします。

そうすると、ペンの持ち方がぎこちなくなり、肩に力が入ってしまったり、手首や身体が疲れやすくなったりして、

多くの練習をこなすことができなくなってしまいます。

せっかく本人のやる気があっても、道具との相性が悪いとスムーズに練習が進まなくなってしまうので、使うものはよく選ぶようにしましょう。

③正しい負荷をかける為に、扱いにくい物を選ぶのは○

例えば、書道でいうと毛先が長かったり羊毛が使われていたりするものは扱いにくい傾向があります。

しかし、その分メリットもあります。

毛先が長いと自分が筆に掛ける圧力の違いで点画に強弱や立体感を出すことができますし、

羊毛は毛先が柔らかいので、しなやかでダイナミックな字を書くことができます。

また、他の例を挙げると、書道作品の名前は本来小筆で書きますが、筆を器用に扱えるようにするために中筆(主に半紙での作品に使われる筆)を使って書くこともあります。

実際に私も中学生の頃から太い筆で小さな字を書く練習をしていたので、腕や手首の動かし方が上達しました。

ペン字の場合は、ボールペン、万年筆、筆ペンなど様々な種類のペンを使って練習をしたり、ボールペンの中でも水性、油性、ゲルインクなどいろいろ試してみたりすると良いと思います。

そうすることで、書き方を自ら工夫するようになりますし、ペンの扱い方の幅を広げることができます。

④目的を持って道具を選ぼう

人によっては、「プロは道具にもこだわる」という意識から、いつの間にか、道具選びが目的になってしまうことがあります。

道具選びは重要なので、どんどん見極めてもらっていいのですが、

道具選びは綺麗な字を書くという目的の為の「手段」である、という意識にシフトしていくことが大切です。

ある程度、自分に合ったペンを見つけたら、それらを自分の体の一部だと感じるぐらいに、使いこなしていきましょう。

⑤まとめ

以上、字が綺麗な人の道具の選び方についてお伝えさせて頂きました。

文房具店に行くと、ペンの試し書きができるので、実際に自分の手で体感してみるのが良いと思います。

個人的には、水性インクを使うことが多いのですが、おすすめのボールペンについては、また別の記事で詳しく取り上げていきたいと思います。

 

それでは、今日はこの辺で(^O^)/

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