【落とし穴】字をまっすぐに書けない!中心を揃えようとしても上手く書けない理由

硬筆(ボールペン・水性ペン・鉛筆、他)

こんにちは!

清晏(せいあん)です。

今回の記事は、

字をまっすぐに書けない!中心を揃えようとしても上手く書けない理由

というテーマでお送りしていきたいと思います。

まっすぐに字を書くことを意識してみても、書いている途中でどうしても歪んでしまう…という人は結構多いように感じます。

かくいう私も元々まっすぐに書くのは苦手でして、試行錯誤をしながらまっすぐに書く練習をしてきました。

油断すると、なぜか歪んでしまうんですよね(^_^;)

そこで、私の実体験をもとに、字をまっすぐに書くコツや練習法についてお伝えしていきたいと思います。

では、さっそく行きましょう。

字をまっすぐに書く意識を持っているだけではダメな理由

「字をまっすぐに書けないな」と感じたときは、

「まっすぐに字を書けるように意識しよう」と、思う人が大半だと思いますが、

それで済むほど、楽ではないというのが現実だと思います…。

実際、まっすぐに書く意識だけを持っていても書けないのです。

なぜなら、まっすぐに字を書けるかどうかは、自分の身体に染み付いている無意識のクセを直せるかどうかにかかっているからです。

ということで、まずは、自分にはどんな癖がついているのかを確認することから始めていきます。

【分析結果】字をまっすぐに書けない原因は主に2つに分かれる

字をまっすぐに書くためには、

①身体的要因

②知識的要因

の2つの観点から、見直しが必要です。

①の身体的要因は、字を書くときの姿勢やペンの持ち方など、

②の知識的要因は字に関する知識量が関係しています。

字をまっすぐに書くために気を付けるポイント【身体編】

【原因①】姿勢

 

姿勢のポイントは、3つあります。

①背筋をまっすぐに伸ばす

→視野が広がり、手元が見やすくなります。

②おなかと机の距離は握りこぶし1つ分

→遠すぎても近すぎても、手首やひじを上手く使えなくなくなります。

③足を床に付ける

→床に足をつけることで、身体の軸が安定します。

これらのことができているかを、最初に確認しましょう。

【原因②】紙の位置・手首の位置

 

紙の位置は、身体の真正面になります。

もっと言うと、字の中心がおへその位置に来るようにすると良いです。(特に縦書きの時)

書き手の方は、手首の位置を一定方向にスライドさせながら書いていきます。

また、書いていない方の手は軽く紙を押さえます。

この時、両ひじとも机の上には乗らないようにしましょう。

【原因③】ペンの持ち方

 

 

上の写真のように、

ペンを持つときは、小指に力を入れ過ぎないようにします。

小指に力が入ってしまうと、手首が硬直してペンを扱いにくくしてしまうからです。

 

 

この持ち方だと、ペンをぐっと握りしめたような持ち方になっているので、手首とペンの可動域が狭まってしまいます。

字をまっすぐに書くために気を付けるポイント【知識編】

【原因①】字の中心を知らない

 

字をまっすぐに書いているつもりなのに、まっすぐに書けていない場合は、そもそも字の中心を知らない、という可能性があります。

 

 

ここでクイズです。

この「北斗七星」はどちらがまっすぐに書くことができているでしょうか?

また、2つの違いはどこからきているでしょうか?

少し、考えてみましょう( ˘ω˘ )

 

 

 

 

…正解は、まっすぐかけているのが左側で、違いは「斗」の位置です。

右側の「北斗七星」は「斗」の字が周りと比べて浮いた感じがします。

本来、「斗」の4画目(縦画)はマスの縦の中心線を通らなければいけません。

しかし、その知識がなければ、何が原因で違和感があるのかが分からないので、

 

(なんでか分からないけど、ずれているような…?)

 

というモヤモヤ感から抜け出せなくなってしまうのです。

字の中心を知るためには、字典やお手本に補助線を引いて確認しましょう!

【原因②】右上がり、右下がりが強いと、行や列が曲がって見えやすい

 

 

中心軸に沿って書かれていても、右上がりや右下がりが強い字は傾いているように見えます。

(さすがにこれは誇張しすぎていますが…(;^ω^))

基本的にはどの字もやや右上がりに書くのが鉄則で、右下がりになることはほとんどありません。

このように、中心軸を貫くのと同時に、点画の傾きにも気を付ける必要があります。

今回の記事のまとめ

以上、

字をまっすぐに書けない!中心を揃えようとしても上手く書けない理由

というテーマでお話していきました。

まとめると、まっすぐな字を書くためには、身体的な面と知識面の両方からのアプローチが必要ということなんですね。

こう考えると、字の練習はスポーツと似ているような気がします。

「まっすぐに字を書かなきゃ!」と意識することは大切ですが、

頭で思い続けるよりも、型から入ることで改善されるということは良くあります。

 

また、字の中心線を把握するためにペン字練習帳を使用することも有効です。

 

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それでは、今回はこの辺で。

 

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