こんにちは!
清晏(せいあん)です。
字の勉強をするといっても、ビジネスマンや主婦の方は忙しくて、まとまった時間を確保するのはなかなか難しいですよね(;・∀・)
しかしですね、字の練習は受験勉強のように1日10時間など、机にしがみついてする必要はありません。
字の勉強は、知識を詰め込むというよりは、実践が大切です。
かといって、スポーツのように運動神経がものをいうわけでもなければ、音楽家のように感覚器官が優れていなければいけないということでもないです。
というわけで、ペン字は初心者にとってもとっつきやすくて、結構おいしい分野なのですよ( ̄▽ ̄)←
さて、今日は限られた時間で最大の効果を発揮するための字の練習方法をお伝えしていきたいと思います!
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]①正しいペンの持ち方をする
20分間字の練習を行うということは、言うなれば、20分間、本気でペンを扱うということなので、手にはできるだけ負担をかけない方が良いです。
「綺麗な字を書かなければ!」と意気込んだり、緊張してしまう気持ちも分かりますが、肩や手の力を程よく抜いてリラックスしている時の方が、安定して綺麗な字を書くことができます。
②自分に合ったペンを使う
ペンの持つ部分が太すぎる(又は、細すぎる)と正しくペンを持ちにくくなり、余計な力が入ってしまいます。
また、インクが出過ぎて字がにじんだり、逆に、かすれて出にくかったりすると、そちらに気を取られてしまって練習どころではなくなります。
ペンの書き心地は自分の精神状態に影響し、それがまた字にも表れてしまうので、自分に合ったものを良く選ぶ必要があります。
③お手本の字を頭に焼き付ける
絵が上手な人は、頭の中にモチーフが写真のように鮮明にインプットされていますよね。
字もそれと少し似ています。
ただ、絵の場合は、モチーフの形や色彩、構図など様々な細かい部分まで再現する必要がありますが、字の場合は字形さえ頭に残ればそれなりに綺麗な字が書けます。
綺麗な字を書くためには、そもそも「綺麗な字」がどういうものなのかを知っておかなくてはなりませんし、それが脳内に記憶されている必要があります。
たくさんの綺麗な字に触れ、審美眼を鍛えるとともに、脳内に字形のインストールをしましょう。
④時間と質を意識する
字を書くときは、もちろん丁寧に書かなければなりませんが、日常に活かす為にはある程度のスピードで書けるようになる必要があります。
私がやっていた練習法としては、1週間全く同じ課題をやり、その課題を始めてから終えるまで時間を7日間計測するというものです。
この練習方法の良いところは2つありまして、
1つは、毎日同じ課題を行うので、上達度が一目両全ということです。
2つ目は、綺麗な字を保ちつつ、いかに綺麗な字を書けるかゲーム感覚で練習できるところです。
達成感がありますし、自分の成長を感じやすい練習法となっているので、じっくり、ゆっくりやる練習に飽きたら、こうした刺激も取り入れてみてはいかがでしょうか?
⑤書き終えた後に、前日の字と比較して反省点を見つける
この反省する作業に、しっかり向き合って細かく丁寧にできる人ほど字の上達は早いです。
反省の仕方としては、まず、手本と自分の字を見比べることです。字形の違い、余白の違い、縦線・横線の長さの違い、字配りなど様々な観点から、自分の字を観察しましょう。
次に、昨日までの字と今日書いた字を見比べてみましょう。
自分が、手本を見て確認した反省点をしっかり克服できているかどうか、克服できていない場合はどのように書き方を変えていけばよいか、考えながら行うことが重要です。
この作業の間は、実際に字を書いているわけではないので「こんな細かい作業しているくらいならどんどん字を書きたいよ(._.)」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ここは「急がば回れ」です。この作業を怠らずに行うことで、自分の字を感覚的にも理屈的にも理解していけるようになります。
感覚、理屈、どちらかを置いてきぼりにしないで、バランスを保ちながら練習していきましょう。
⑥まとめ
以上、5つのコツを紹介させていただきました。
練習を始めたばかりの人にとって20分という時間は、思ったように上手に書けず、なかなか進まないもどかしい時間になるかもしれません。
でも、それが当たり前なのです。途方に暮れる必要も、上手くいかない自分を責める必要もないのです。
慣れていけば、次第と効率は上がりますので、淡々とこなしていけばOKです。
そうしていくうちに、自分の理想とする字が目の前に現れますから(´∀`*)ウフフ
それでは^ – ^