こんにちは!
清晏(せいあん)です。
仕事でも趣味でも、取り組む以上は過去の自分よりもスキルアップしたいと多くの人が思っていることと思います。
じっくり成長することも楽しいですが、早く成長していくことで、次の未知なる課題に取り組むワクワク感を味わうのも同じくらい魅力的です。
そこで今日は、過程を楽しみながらも早く結果を出せる「課題への取り組み方」についてお話していきたいと思います。
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]①問題・解答・解法の3つをセットにする
問題
解明すべき対象となるものを「問題」として設定します。そして、その問題自体を正しく捉えようとするところから始めていきます。
小・中・高でやってきた数学の問題のように、与えられた問題文をよく理解しなければならないタイプのものや、芸術のように見たものから自発的に問いが発生するものがあります。
解答
解答は数学のように明確な答えがあるものもあれば、人によって違うものもありますが、ここでは、「自分の指標となるもの」という定義にしたいと思います。
何か物事に取り組んで達成したい時は、自分の中に目指すべき解答(=到達点)を確認しておく必要があります。
日々、その解答と自分の行動や結果を照らし合わせながら前進していくと、自分の軸を見失わずに突き進むことができます。
解法
どんな分野も物事を突き詰める中で一定の解法パターンが見えてきます。
過去に先人たちが築き上げたものは後世の為にあるものとして、どんどん使っていきましょう。
自分の頭で考えることは大切ですが、そもそも自分の頭の中に考えるための情報がなければ何も始まりません。
結果を残している人は、時間を積み重ねて問題解決に必要な知識基盤を築き上げています。
脳内に必要な情報が集まれば集まるほど、問題解決に必要な解法を思いつきやすくなるので、
解法パターンを積み上げていくと、初見の課題に対しても直感が働くようになってきます。
②さらに高みを目指すときは「問題提起」をする
物事を上達させるためには、与えられた課題を解決していくことに加え、自ら課題に気づき改善していく能力が必須です。
この問題提起を繰り返し、それを解決していくというサイクルに乗れば自分の能力はどんどん開花していくからです。
③正しい努力とは何か?
【確認ポイント①】そのやり方で結果が出ている人はいるか?
正しい努力とは、自分の望む結果に繋がる努力のことです。
その為には、成功例が確立されている手法を模倣し、土台作りをしていくことがおすすめです。
何の計画もなく、数打てば当たる的な発想で行き当たりばったりの行動を繰り返していると、自分が何をしたいのか分からなくなってきたり、目標に到達するのが遅くなってしまう可能性が高いです。
よって、物事に取り掛かる1番初めの段階では目標達成までの道筋を立てる為に、成功例を調べ上げることからスタートすると良いと思います。
目標の立て方、目標を達成するために必要な段取りや情報、物事への取り組み方や心の在り方などを成功している人から吸収し、自分のものとしていくことが一番の近道だからです。
また、調べるときは成功に必要な要素の共通項を取り出せれば、ひとまずOKです。完璧を求めて、調べることだけに時間を使っていると、いつまでも実践に入れないので、ここはバランスが重要です。
課題に取り組むための軸ができたら、残りの細かい部分はその都度微調整しながら取り組めば大丈夫です。
【確認ポイント②】悩むことより考えることや調べることに時間を割いているか?
考えずにひたすら作業をこなして量を積み上げるのではなく、1回1回結果を分析したうえで物事に取り組む方が、質のいい情報が自分の中に取り込まれていきます。
スポーツやその他の技術系のことは、特にその傾向が強いように思います。
考える≠悩むです。考えるということは結果に対して次にもっと良い結果を得られるようにするにはどうすればよいかを自分の脳内だけでなく、書物などを使って調べ、分析していくことも含みます。
私も陥りがちなのですが、悩むという行為はどちらかというと頭ではなく心を使っているので、心が疲弊するだけで、特に何も得られなかったということになりかねないんですよね(;・∀・)
つらい感情に浸ることを娯楽としているのであればよいですが、それよりも結果を求めている人は少しづつ悩む時間を考える時間へシフトしていくといいと思います。
惰性によって作業を続けたり、自分の頭の中だけで思考をこねくり回したりしているより、本やその分野で成功している人から情報を取り入れていくことに時間を割く方が結果につながりますし、よく考える習慣が身に付きます。
④具体的な手順(字の練習を例に)
このサイトは綺麗な文字を書くためのペン字練習サイトなので、字を基に解説していきたいと思います。
問いの設定
まずは、「自分はどういう字を書きたい?」という部分を明確にしていきます。
その為には、「こういう字を書けるようになりたい!」という気持ちが自然と湧いてくるお手本を探します。
それは、1つでもいいですし、複数の理想があればいくつかお手本を準備して、それぞれの良いところを組み合わせて再現していくのでも良いです。
自分が書きたい字が明確であればあるほど、方向性が定まりやすいです。
解答の設定
問いを突き詰めて探していくと、「この字だ!」と思えるものに出会います。
それが、現時点であなたが目指すべき解答となります。
解法
ここでは、自分の理想の字を書くためのプロセスを組み立てていきます。
ペン字の場合は、あらゆる字典や練習帳の解説を組み合わせて必要な部分を抽出していくことが主な取り組みとなります。
ここからは、反復練習になってくるのですが、正しい努力はこの段階で重要になってきます。
⑤今回の記事のまとめ
以上、結果を出すための課題への取り組み方を解説していきました。
問い・解答・解法がカチッとはまると、スムーズに結果に繋がっていきます。
モチベーションが下がる前に、結果を出し続けていれば、それ自体がモチベーションとなると思うので、良い循環を作っていくことが大切だと思います!
それでは、今回はこの辺で(^^♪